私の趣味は釣りです。
釣りといっても、餌釣りではなく、ルアーやフライを使って魚を狙うゲームフィッシングが大好きです。
実は、私のアメリカ人の友人Ericもルアーフィッシングが好きで、彼のお父さんはフライフィッシングを長年楽しんでいます。

以前、そのEricから「父が日本の加賀毛針に興味を持っている」と聞きました。そこで、Ericがアメリカへ帰国する際、石川県金沢市にある老舗「目細八郎兵衛商店」のフライをプレゼントとして託しました。さらに、お母さんにはフライで作られたチョーカーも一緒に贈りました。

しばらくしてEricが再び来日した時、お父さんからお礼の手紙と、ご自身で巻かれたフライをプレゼントしていただきました。
そのフライは本当に見事な出来栄えでした。
私は海でフライフィッシングをすることはありますが、そのフライは渓流のトラウト用です。
「いつか渓流で使ってみたい」と思う一方で、「こんな素晴らしいフライを使うのは
もったいない」という気持ちもあり、今でも大切に保管しています。
そして今回、Ericがアメリカから再来日した際には、たくさんのルアーをお土産として持って来てくれました。
ルアーは釣りをしていれば傷が付き、やがて失ってしまう消耗品です。しかし、Ericからもらったルアーだけは、どうしても使うことができません。

今、私のタックルボックスには、Ericからもらったハードルアー、彼の弟Alexからいただいたソフトルアー、 そしてお父さんが巻いてくださったフライが大切に入っています。
私にとって、そのタックルボックスは単なる釣具箱ではありません。
友人やそのご家族との思い出が詰まった、まさに「宝箱」です。
こうした出会いが生まれたきっかけの一つは、英語でした。
もちろん、私はまだ英語を完璧に話せるわけではありません。今でもその友人達と話していると、「今、何と言ったのだろう?」と聞き取れないことがあります。そんな時は遠慮せず、”Sorry?” と聞き返しています。
分からないまま話を進めるより、素直に聞き返す方が、お互いにとって気持ちの良いコミュニケーションになります。
英語は、試験のためだけに学ぶものではありません。英語を通して世界中に友人ができ、趣味を共有し、お互いの文化を知り、思い出が増えていきます。
私自身、まだまだ勉強中です。
だからこそ、これからも英語を学び続け、新しい出会いを大切にしていきたいと思います。
